京王線八幡山駅のいいじま整骨院では
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• 2019年10月07日
• カテゴリー：骨折・捻挫・打撲・肉離れ・脱臼

上腕骨解剖頚骨折
高齢者で骨のもろい骨粗鬆症の人に多いです。
骨折線は全て関節包内にあり結節部、外科頚まで及ぶものがあります。
単独は稀、転位軽度が多いです。

原因
直達外力…転倒して肩甲骨と一緒に衝いた時、骨頭部の打撃による（多発）
介達外力…肘や手掌部を衝いて上腕骨軸に沿って外力が働いた時。

症状
①関節包内骨折の為、関節内血腫は著明であるが、逆に外見上の変形、腫脹は少ない。（脱臼骨折は別）
②関節血腫、腫脹が著しい。
③鑑別は腋窩より骨頭または、骨折面を触診。
④自発痛、限局性圧痛、異常可動性、軋轢音、機能障害（上肢の運動制限）は大きい。
⑤疼痛緩和肢位（上肢を体幹に密着させた姿勢をとる）

理学療法（後療法）
初期：冷湿布4、5日～1週間
10日頃から温罨法、電気治療、軽擦法、手技
後期：3～4週間で肩関節の自動運動を開始
骨癒合には8～12週間を必要とし全治6ヶ月程度を要す。

予後
関節包や腱板断裂が無ければ骨癒合は良好でありますが、
骨折により血液供給が途絶すると2次性骨頭壊死になります。
噛合骨折は経過、予後共に良好。変形性関節症も考慮します。
一般的には内転位拘縮が発生しやすく、早期よりの運動を指導します。

【公式ホームページ】
さまざまな症状にお困りの方ぜひ
https://www.iijima-seikotuin.net/　

【診療時間】
（平日）8：30~12：00 15：00~20：00
（水曜・土曜）8：30~13：00（お昼休みなし）
（日曜・祝日）休院

【アクセス】
〒156-0056
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