下腿三頭筋損傷 (1)概説:筋の収縮時の筋の急激な伸張性収縮で起こります。 (2)好発:腓腹筋内側頭、特に筋腱移行部(ヒラメ筋に起こる事もあります。) (3)発生要因: ①筋のコンディション低下(筋疲労) ②寒冷時や不十……続きを読む
変形性膝関節症 (1)概説:高齢者の愁訴で最も多い骨、関節疾患の1つです。 (2)原因:関節軟骨の変性を基盤とした非炎症性の疾患 関節裂隙の狭小化、軟骨下の骨硬化、関節面の不整、 顆部辺縁や脛骨顆間結節の骨棘形成などが現……続きを読む
滑膜ひだ障害(タナ障害) 1)概説:滑膜ひだの肥厚に起因する障害です。 ※滑膜ひだ…膝関節の隔壁の遺残 ①膝蓋上滑膜ひだ:膝蓋上嚢と膝関節を分ける ②膝蓋下滑膜ひだ:大腿脛骨関節を内外に分ける ③膝蓋内側滑膜ひだ:膝蓋上……続きを読む
ジャンパー膝 1)概説:膝蓋靭帯や大腿四頭筋腱が膝蓋骨付着部で微小断裂を生じ瘢痕や石灰化をきたす症状です。 (典型例:膝蓋靭帯炎) 2)原因:大腿四頭筋の過度な収縮の繰り返しでおこります。 →膝蓋靭帯脛骨付着部への慢性の……続きを読む
Osgood-Schlatter病(オスグットシュラッテル病) 1)原因:大腿四頭筋の過度な収縮の繰り返しでおこります。 →膝蓋靭帯脛骨付着部への慢性の機械的刺激 →過度の牽引により膝蓋靭帯脛骨付着部の裂離 2)リスク:……続きを読む
内側・外側半月損傷 (1)概説 ①半月および靭帯損傷は膝のスポーツ外傷として最も頻度が高いです。 ②半月損傷の多数は内側半月(MM)の損傷(加動性が少ないため) (2)分類 ①縦断裂:10~20代のスポーツ外傷で多い(辺……続きを読む
前・後十字靭帯損傷 (1)発生機序: 1)ACL(前十字靭帯):膝屈曲位(緊張時)での外力(ジャンプでの着地、下腿の外旋) 2)PCL(後十字靭帯):脛骨粗面部付近への直達外力が多いです。 (2)症状 1)ACL ①受傷……続きを読む
内側(MCL)および外側側副靭帯(LCL)の損傷 (1)特徴 ①MCL(内側側副靭帯)損傷が膝の靭帯損傷の中で最も頻度が高いです。 ②MCL損傷は他の損傷と合併することが多いです。 MCLとACL(前十字靭帯)とMM(内……続きを読む
ハムストリングス損傷 大部分が筋腱移行部(大腿後部上3分の1部)での損傷が多いです。 (1)発生機序 不適切なウォーミング・アップや疲労が蓄積するなどして柔軟性の低下で損傷しやすくなります。 →急激かつ強力な筋収縮(短縮……続きを読む
大腿四頭筋損傷 サイズが大きく強力な筋肉なので、よく見られる損傷です。 (1)発生機序 不適切なウォーミング・アップや疲労が蓄積するなどして柔軟性の低下で損傷しやすくなります。 →急激かつ強力な筋収縮(短縮性・伸長性)や……続きを読む
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