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• 2020年06月15日
• カテゴリー：骨折・捻挫・打撲・肉離れ・脱臼

距腿関節脱臼（側方脱臼(外側脱臼・内側脱臼)、後方脱臼、前方脱臼、上方脱臼）

特徴
内・外・前・後・上方脱臼のほとんどが顆部骨折に伴い、
二次的に脱臼します。特に側方脱臼は顆部骨折を必発します。

〔側方脱臼〕顆部骨折を伴う脱臼骨折となる。開放脱臼もあり得る。
分類
外側（腓骨側）脱臼・内側（脛骨側）脱臼に分けられる。

①外側脱臼
原因
介達外力…足部の過度外転や過度の外旋（顆部外転型骨折と同様の機序で）
足部を固定して側方へ転倒して起こる。

症状
足部の外転大　（足背…内方、足底…外方へ向く）
不全脱臼…距骨は内顆の下　または開いた両顆間に斜めに位置する。
完全脱臼…距骨は外顆の下　または外顆の外側に位置する。開放し内顆の露出がある。
外旋脱臼…（足が関節垂直軸上で外方に捻転し足尖が外方に向く力が強制）
足尖は90°外方、足内縁は前方、軽度屈曲位、
時に腓骨捻転骨折を合併し、足はやや外転する。
距骨は顆間にあるが両顆の横径は拡大する。
脛骨遠位端は前方に突出する。
腓骨は後方に触れる。

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