肩関節脱臼(前方脱臼、後方脱臼、下方脱臼、上方脱臼)
特徴
最も頻度が高く、成人に発生し、小児は稀です。反復性・習慣性に陥りやすいです。
高頻度の理由
骨頭に対し関節窩が極度に小さいからです。
広い可動域を持ち、関節包・靭帯に緩み関節の固定を筋肉に依存するため、
体表面上に突出し外力を受けやすくなります。
分類
①前方脱臼(烏口下脱臼・鎖骨下脱臼)
②後方脱臼(肩峰下脱臼・棘下脱臼)
③下方脱臼(腋窩脱臼・関節窩下脱臼)
④上方脱臼(烏口突起上脱臼)
〔前方脱臼〕
特徴
外傷性肩関節脱臼の大部分です。烏口下脱臼>鎖骨下脱臼
原因
直達外力…後方からの外力
介達外力…墜落・転倒時の過度の伸展力が作用
過度外転時に大結節が関節窩上縁・肩峰に衝突し槓杆力が作用
自家筋力…ものを投げるなどの際
症状
烏口下脱臼…肩関節軽度外転し上腕軸はやや外転内旋位、
三角筋の膨隆消失し三角筋胸筋三角は消失する。
骨頭の位置異常、弾発性固定が起きる。
鎖骨下脱臼…骨頭は烏口下でなく鎖骨下に、
上腕の外転力は大きく(水平位近づく)、上腕長は短縮して見える。
合併症
骨折(大結節・関節窩縁)、神経損傷(腋窩神経麻痺…三角筋麻痺→外転不能筋皮神経麻痺)、
血管損傷(腋窩動脈損傷→橈骨動脈拍動消失)がある。
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