京王線八幡山駅のいいじま整骨院では
交通事故やグラストンテクニックにも対応

• 2019年12月17日
• カテゴリー：骨折・捻挫・打撲・肉離れ・脱臼

屈曲型骨折（smith骨折・逆colles骨折）

発生機序
介達外力…多くは手関節を屈曲して手背を衝き転倒し、
橈骨遠位端部に強い背側凸の屈曲力が働き、
屈曲骨折第二型が発生する。伸展に比べて稀。

骨折線の走行
手関節1～3㎝上の背側から斜めに掌側上方に走る。

転位
遠位骨片…掌側・橈側・知縮・捻転転位を呈する。

症状
変形…遠位骨折端が掌側へ転位し、近位骨片が背側に位置するため、
尺骨遠位端が背側凸を呈す。
骨折部の厚さと幅が増大し掌側転位が強度になると、
近位骨片に騎乗し短縮することにより
鋤型（能手形）変形を呈す。
腫脹…前腕遠位部から手部に高度の腫脹、時間の経過とともに手指まで出現。

疼痛…自発痛、限局性圧痛、介達痛著明
機能障害…前腕の回外運動、物を握る、
母指と示指で掴むなどの動作や手関節の運動障害が現れる。

異常可動性・軋轢音…ともに著明に現れる。

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