京王線八幡山駅のいいじま整骨院では
交通事故やグラストンテクニックにも対応

• 2019年09月26日
• カテゴリー：整骨院 骨折・捻挫・打撲・肉離れ・脱臼

肩甲骨骨折
①発生頻度は全骨折の0.4～1％程度、肩甲帯（上腕骨、鎖骨、肩甲骨）骨折の3～5％です。
好発年齢は40～60歳で小児に少なく成人に多いです。
（肩甲骨の辺縁部、肩甲骨外縁、肩骨棘烏口突起等で形態的に厚くなっています。
その周囲は多くの筋で取り囲まれている胸郭部を浮遊しています。）

②一般的に整復は不要…肩甲骨は前血、後血ともに筋の付着部があります。
筋は一般に関節を点と点で結んでいますが、肩甲骨は面と面でつながっています。しかも
一つの筋が広範囲に付着しているため骨片転位が少なく有っても小さいです。

③骨癒合は良好…肩甲骨（海綿質）赤色骨髄に富む骨癒合に有利で、偽関節になりにくいです。

④直達外力…交通事故等の大きい外力が肩甲骨後方から発生し同側の肋骨・肺・上肢帯及び頭部の外傷を合併します。
体部（肩甲骨の）肩甲棘骨折が発生します。（上、下角）
ぶつかりそうな所＝面積が広い体部。

⑤介達外力…定型的鎖骨骨折と似ています。肩関節外転位、肘伸展位で手掌、肩を衝き発生します、関節窩、外科頚、解剖頚骨折を発生しやすいです。

⑥三角筋の牽引により、肩峰突起、烏口突起骨折が肩鎖関節脱臼、
鎖骨骨折に伴って烏口鎖骨靭帯の牽引により、骨折を発生します。

症状
①腫脹、疼痛、限局性圧痛、運動痛（患側上肢の挙上制限）疼痛緩和肢位
骨折の固有症状は著明ではございません。（轢音、異常可動性）

②深呼吸時に疼痛を認めますが、大きく転位することは少ないです。
③骨折の部位により主張が著明に現れ、内側方向への変形転位を呈しやすいです。

整復　　　　　　　　　　　　　　　　　後遺症
頚部骨折のみ整復が必要です。　　　　　　　　頚部骨折、関節窩骨折の場合は整復しないと
後で機能障害を残します。
固定
セーヤー絆創膏固定、デゾー包帯

理学療法　　　　　　　　　　　　　　　合併症
3～4週長くても6週あれば骨癒合します。　　肋骨骨折（多数）、上腕骨骨折
頭を打つので頭蓋骨も触診すること。

稀に肩関節脱臼もあります。

【公式ホームページ】
さまざまな症状にお困りの方はぜひ
https://www.iijima-seikotuin.net/　

【診療時間】
（平日）8：30~12：00 15：00~20：00
（水曜・土曜）8：30~13：00（お昼休みなし）
（日曜・祝日）休院

【アクセス】
〒156-0056
東京都世田谷区八幡山3-25-10
ご予約はお電話03-6750-4531

※当院はご予約優先です。
※当日のキャンセルはできる限りご遠慮下さい。