コンパートメント症候群
(1)概説:下腿…筋膜、骨間膜、筋間中隔などで仕切られた隔室を持つ種々の原因により内圧が上昇し発生します。
→隔室内部の毛細血管が圧迫、閉塞される
→循環障害
→筋、腱、神経組織の壊死、機能障害
(2)発生機序:
①激しい筋活動
②下腿部の打撲や骨折による出血
③不適切なギプス固定(下腿骨折におけるギプス固定では隔室の容積を40%も抑制)
(3)好発:前方区画(前脛骨区画)
圧迫…前脛骨筋、長母指伸筋、長指伸筋、前脛骨動脈、深腓骨神経
(4)症状:
①急性型:急性に、進行性に、激痛をもって発症します。
②慢性型:症状は一過性だが急性型に移行する事もあるので注意してください。
③いずれの型にも共通の症状
患部の発赤、腫張、熱感
緊張感、硬結
内圧上昇した隔室内を通過する神経の知覚障害
罹患筋の自動運動障害と他動伸張運動障害
自発痛、圧痛、夜間痛
※特に夜間痛が強い
※一般に動脈本幹は閉塞されてない→足背部の拍動は触知可能
(5)治療:
①ギプス固定中に発症したものはギプス包帯からのかいほうします。
→症状の改善が見られない場合は手術適応
②患肢を心臓と同じ高さに保ちます(患肢の挙止は有害とされています)
③慢性型で安静、冷罨法で改善されないものは手術適応です
④急性型は症状の発現後12時間以内に手術を行う必要です
(神経は12~24時間、筋系は4~12時間で不可逆的変化が現れます)
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