京王線八幡山駅のいいじま整骨院では
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• 2019年05月13日
• カテゴリー：整骨院

上腕二頭筋長頭腱の損傷
40～50代の肉体労働や10～20代スポーツマンに多発します（腱炎は女性に多い）
＝年齢層は二峰性

1）原因
①主に介達外力によって発生します。
②緊張した上腕二頭筋に強い伸展力（伸びる力）が加わって発生します。
③肩関節外転、外遊運動→長頭腱が小結節と摩擦により変性して発生します。
④青年期のスポーツマンの激しい運動の結果で発生します。

2）症状
断裂の場合
①断裂音、疼痛、上肢全体の著名な機能障害があります。
②上腕骨結節間溝付近の腫張、斑状出血、圧痛
③上腕二頭筋収縮→筋腹の膨隆が抹消に移動、陥凹の触知できます。
④肘関節屈曲は可能です（上腕二頭筋短頭、上腕筋、腕橈骨筋が損傷していないので）

腱炎の場合
①夜間痛を含めた自発痛
②上腕骨結節間溝部の圧痛
③肩関節外旋の疼痛

3）検査
①ヤーガソン・テスト
肘関節屈曲位・抵抗下で前腕回外→結節間溝部の疼痛
②スピード・テスト
前腕回外位、肘関節伸展位で肩関節屈曲→結節間溝部の疼痛

4）治療
①完全断裂：手術になります。
②腱炎：保存療法で治癒できます。